最近、日本における葬儀の形がかなり変わりつつあるのはご存知でしょうか。

それはどんな変化かというと、家族葬の増加です。

いまや、旧来の形の葬儀よりもこうした形の葬儀が行われることの方が多いとまで言われています。

これはいったいどうしてなのでしょうか。

実は家族葬が増えているのは、日本社会で進む核家族化とかなり深い関係があると言われています。

このタイプの葬儀は、その名前の通り家族やごく一部の親しい方のみを呼んで葬儀を行うものです。

これは、核家族化が進み、縁の遠い親戚やご近所との付き合いが薄くなってきていることが影響しているといわれています。

また、このタイプの葬儀には他のメリットもあるのです。

それは費用を抑えられるということでしょう。

最近では、残される家族のことを考えて生前にこうした形の葬儀を行うよう決める方も増えているようです。

さらに、このタイプの葬儀では葬儀の準備や式の最中に忙しく立ち回る必要が無いので、故人との別れをゆっくりと惜しむことができるというメリットもあります。

これらのことから、家族葬は増えていると言えるでしょう。